前章(1.なぜ、外貨(ドル、ユーロ)で資産運用をするのか?)でも書いた通り、
1.外貨を持たないこと
2.何もしないこと
で資産は目減りしていきます。
他にも『外貨を持たない』という大きなリスクがあります。
皆さんも知っての通り、日本は高齢化社会に向かっています。
そして、その結果、先進国の中で最も早く人口減少社会に突入するのといわれています。
そのことは、日本の経済力の低下を意味し『円のみを持つ』ということのリスクになるのです。
(遅くとも10年以内には、マイナス成長時代に入るといわれています。)
他にも、地震のリスクがあります。
日本は地震の多い国です。
もし東京、大阪、名古屋のような大都市で大きな地震が起きれば、たちまち日本の株価、債券価格、円相場の大暴落が始まり、多くの日本人が資産の大半を失うことになります。
もうひとつ、日本は他の先進国に比べて借金が抜きんでて多い国です。
国と地方を合わせて、GDPの約2倍の1000兆円以上の借金があり、これは世界最高水準です。
飛躍しすぎかもしれませんが、この3つのリスクを考えたときに、国家破産の可能性も考えなければなりません。
円の価値が暴落するスーパーインフレは、直近ではありえないのかもしれませんがそのリスクを日本がはらんでいることは確かな事実です。
そのリスクに対して、資産を分散して持っておくこと、つまり外貨を持つことがリスク回避する有効な手段になります。
リスク管理のほかにも外貨を持つことのメリットはあります。
日本は他の先進国に比べて、日本の金利は高くありませんが、その代わり、物価上昇率も高くありません。
過去20年でみるとアメリカ80%、イギリス70%に対して日本は10%との低い上昇率です。
何が言いたいかというと、
他の先進国は、金利は高い代わりに物価も上昇しますが、日本は金利が安い代わりに物価は上昇しないというねじれの状態です。そのねじれを利用しない手はないとは思いませんか。
物価上昇の少ない日本で外貨を持つことで高い金利を得られるというメリットを得ることができるのです。
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